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ウシ用飼料オントロジー(CFO, Cattle Feed Ontology) |
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飼料を表現する言葉は、同義語(ダイズ油粕とダイズ粕)、異表記語(豆腐粕、とうふ粕、Soybean curd residue)、異なる粒度の語(ダイズ粕と屑ダイズ粕)など多様です。ITシステムにおいても、同じ飼料にもかかわらず異なる項目名で管理されることは少なくなく、データを連携し統合利用する際の阻害要因となります。一方、飼料を定義する共通語彙をコンピュータが参照できれば、例えば項目名“ダイズ油粕”と“ダイズ粕”を同じ項目名で処理するなど意味を考慮したデータ処理が可能になると考えられます。そこで、飼料の共通語彙として利用されるよう、飼料、飼料間の関係を定義するウシ用飼料オントロジー(Cattle Feed Ontology, CFO)をJRA事業「牛の飼養衛生オントロジーの構築事業」において構築しました。
CFOは、代表的な飼料成分表である、日本標準飼料成分表(中央畜産会)、飼料の公定規格別表(農林水産消費安全技術センター)、NRC乳牛飼養標準付属の飼料成分表[National Research Council (米)]のデータ連携を想定して構築しています。成分値に影響する原材料、その利用部位、加工法で定義した総称飼料名、総称飼料名の下位分類となる飼料名を含みます。各成分表のデータ項目名は飼料名と対応しており、CFOを基準とした項目名間の関係が明確になっています。原材料が農作物の場合は、連携する農作物語彙体系から学名等の植物学的情報を参照できます。
CFOはデータ構造が決定した段階であり、今後、データの精査や追加を進める予定です。したがってデータの信頼性、正確性、有用性等についてはご自身で判断し、自らの責任の下で利用してください。
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ver |
公開日 |
語彙数 |
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ウシ用飼料オントロジー(Cattle Feed Ontology) |
1.05 |
2020-11-16 |
総称飼料名602語 飼料名1,210語 |
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関連API |
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